上田市の眺めの良い高台にあるクラサワ工房

農民美術(農家の農閑期の副業でつくる「こっぱ人形」を主とした木彫)の工房には、小さな可愛いお人形や木彫りの壁掛けで溢れている。

農民美術の誕生は大正8年上田市神川

作家それぞれが個性的で独自の世界を表現し製作されているのが特徴の長野県指定伝統的工芸品。

上田市周辺では長野県農民美術連合会が結成され、現在13人ほどが連合会員として専業で製作している。

クラサワ工房は、卓越技能者として知事表彰されている倉潔満さんと満さんの弟さん、鈴木良知さんによる兄弟工房。そして最近では、満さんの娘さん亜子さんも彫師として参加。猫の置物など楽しい作品が増え工房は益々賑やかに。3人の個性豊かで温かくバラエティに富んだ作品は、にれからどのような作品に変化し増えていくのか楽しみ。

クラサワ工房 彫師

 鈴木良知(左) / 倉潔満(中 )/ 倉潔亜子(右)