この秋、軽井沢駅から徒歩5分という好立地に、新しく美術館が誕生。

軽井沢安東美術館がいよいよ2022年10月8日にオープン。

パリに最も愛された日本人画家藤田嗣治だけの作品約150点〜200点弱、常設展示されているという日本では初めての美術館。

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藤田嗣治は、1913年に渡仏し、戦前のパリで成功した数少ない日本人画家のひとり。

代表理事である安東泰志さんと奥様の恵夫妻が2005年、軽井沢で藤田の絵画と出会い購入したことをきっかけにコレクションが始まり、所有する絵画や工芸品200点を超すまでになった。

藤田の絵画は、主に安東夫妻の東京小金井にある設計が気に入っているご自宅に飾られていたことから、美術館もご自宅と似た設計になっており、藤田との至福の時間をゆっくりと堪能できる空間になっている。

重厚感がある外観は本格的なイギリス製の赤レンガを使用。館内は、安東邸と同じ、その赤煉瓦とガラス貼りで囲まれた中庭を巡るように展示室がある。1階からゆっくりと順路を進むと2Fの大きな窓からは浅間山と離山を一望。ミュージアムショップも楽しい。

「観光客から、地元の人までこの美術館を通して交流の場になれば」と安東夫妻。

サロン・ル・ダミエというスペースがあり、19世紀のスタインウェイが置かれている。演奏会や講演会などが開け、それ以外の時は、フリーWi-Fiが設備され、休憩をしたりワーケーションに使えるようになっている。(入場有料)

コーヒー、ココア、ミネラルウォーターがフリー。そしてカフェも併設している。

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軽井沢安東美術館

所在地. 軽井沢町軽井沢東43番地10

Tel. 0267-42-1230

Mail. info@musee-ando.com

Web. https://www.musee-ando.com/

入場料 大人2,000円/小人1.000円

サロン 大人800円/小人400円

美術館+サロン 大人2,500円/小人1,200円