グラフィクデザイナーとしての仕事とは別に、長野県東御市にある親戚の畑を借りて唐辛子を栽培し、 オリジナル商品の 「太陽の唐辛子」 をつくっている。
淡路島で耕作放棄されたみかんを、七味の材料 “陳皮”としてアップサイクルするプロジェクトが発端で、 デザインは地元東御市のキャッチフレーズ「陽だまりの町」をモチーフにした太陽がシンボル。
畑があるからオリジナル商品の製作もできる、 地方の利点を生かしている。
都内の制作会社でグラフィックデザイナーとして11 年勤め、 独立。
子育てをする自然豊かな環境を求めて2016 年に地元長野へ移住。
U ターンのため、 不安がなかったことは移住者と違いがあるかもしれないが、 他県出身の奥様は東京での友人や家族と距離が離れて、 不安やストレスがあった。
今は自然豊かなこの環境をとても気に入り、 のびのびと子育てをしている。
「最近は自分よりも地元のお店のことが詳しいんですよ (笑)
と笑顔で語る桜井さん。
以前前から親交のあった上田市のデザイン会社に就職、 自身が経営する会社の仕事と W ワークをしている。企業や行政など、 地元に密着した仕事にも幅広く携わっており、[オラホビール OH!LA!HO BEER] のWEBページや [湯楽里館ワイン&ビアミュージアム] のデザインも手掛けている。